プロパティマネジメント課 S・Tさん
自己紹介からお願いします
大学を卒業後、大手ハウスメーカーで現場監督を3年半、
建築営業を1年半務め、その後、TPMに転職をし、2年目になります。
TPMに入社した理由を教えてください
もともと建物を作る仕事をしていたので、建築後の運用部分に興味があったことと、ビル管理に留まらず幅広くスキルの領域を広げていけると考え、TPMに入社しました。
現在の業務について教えてください
ビル管理全般、例えば物件の募集賃料の算定や修繕計画の企画提案、工事関係のプロジェクトマネジメント等を行っています。
仕事のおもしろさ・やりがいについて教えてください
ビル管理の業務は、大きなイベントをドカンと打ち上げる、というより、こつこつ積み上げていくことでアウトプット品質を高めていく性質が強いです。
仕事を積み上げていくことで、一定期間が経過したのち、振り返ると成果や担当ビルのバリューアップが実現できている、というのは大きなやりがいです。
仕事において成果を残した事例などございますか?
新築マンションであるMINATOでは、内見者の半分程度から申し込みをもらっており、成約率も非常に高いです。
成果要因について教えてください
MINATOは普通の企業では企画することが出来ないような特殊なハイグレードマンションです。
通常マンションを建築する際はその地域での相場を調べ、"このくらいのグレードの建物であればこのくらいの賃料がとれるだろう、だからこのくらいの価格で建築をすれば利回りがこれくらい出る"というような考えで建築するため、その地域の相場と建築費には相関関係があり、場所によって建物のグレードというのはある程度決まってしまうのです。
しかしMINATOの場合は全く逆で、このくらいの建築費をかけて作ったからこのくらい賃料をとらないといけないという発想で作られています。そのため、通常の建築の仕方では建築費の上限がある関係上どうしても材料の品質や設備のグレードを落とさざるを得ませんが、MINATOの場合は建築費に合わせて募集賃料を決めれば良いので、一つ一つの材料や設備に全く妥協がないのです。
このようなリスクのある試みを体現できたのは、創業者である社長の『場所によって建物の価値は大きく変わらない、本当に良い建物は多少場所が悪くともお客様に選ばれる』という理念があり、それを具現化したような建物ならではだと思います。
そういった経緯で作られたマンションですから、当然建物の建築材や設備についてはある程度知識がないとお客様に魅力を伝えきることはできません。ただ、内見にくるお客様は建物を見に来たのであって、部材や設備の説明を聞きにきたのではありません。
説明しないと魅力を伝えきれないという部分と説明しすぎると逆効果になってしまうという部分で、うまくバランスをとりながらお客様が説明されていると感じないように自然に案内することを心掛けていました。
近隣相場から見ると確かに高い金額ではありますが、きちんとお客様に建物の説明をすることで納得してもらい、成約となった時は大変嬉しく感じました。
仕事の社会的価値はどこにあると思いますか
テナント様・オーナー様、どちらのステークホルダーに対しても価値追及できるというのは社会的意義のあることだと思っています。
TPMで得られるキャリアについて教えてください
ビル管理全般の専門知見を獲得できることが最も大きいメリットだと思います。不動産における重要文書の作成機会も多いので、このあたりの専門知見も身に付けることができると思います。
会社の今後の可能性についてどのようにお考えですか?
前身会社も含めて、非常に長い年月、当該領域で実績を創出しており、主力事業領域における安定性が高いこと・そこで得たアセットをベースに新たな新規事業を展開できること。
このあたりが当社の強み・今後の成長ポテンシャルだと思っています。
候補者様へメッセージをお願いします
まず、人間関係が良く相談がしやすい環境ですし、WLBもしっかりしている会社です。それに加え、多くの実績やノウハウを有しているので、「適当な指示」もなく、サポーティブな環境です。真面目にしっかり仕事を進めていけば、着実に自己成長が実現できる環境です。